GALAXIE 500『ON FIRE』~ネオアコ度★★★~伝説(?)のネオアコバンド【ギャラクシー500】 たった3人の構成ながら、隙間だらけのサウンドがどれほど気持ちが良い物なのかを教えてくれるのがギャラクシー500です。 ギターとヴォーカルにディーン・ウェハム ドラムス・パーカッション、デーモン・クラコウスキー ベース・ヴォーカル、ナオミ・ヤング 軽くリヴァーブがかかった音場にアコースティックなギター、ヴォーカルのディーンがシャウトする時、宙にも舞う気分。 ぺなぺなしたギター音が気持ちが良い。ディーンの声も甘いけど頼りなさそうで、淡々と語っている。 ゆったりと、オレンジ色の夕暮れ時に聴くのもいいだろう。肩の力を抜いてギャラクシー500の世界に身体を預けよう。ほら、いつしかあなたは彼らの宇宙に包まれて至福の癒しを授かるでしょう。 「コールド・ナイト」 ♪今日は話したくない ブラインドは下ろしたままにしておこう 寝室は暗いままにしておこう 窓は凍っているらしい 僕の頭は吹き飛んだらしい 爪先はどうも動かないらしい 僕の頭は吹き飛んだらしい♪ ギャラクシー500はボストンで結成され1989年にデヴューアルバムをリリース、セカンドの『ON FIRE』あたりからヨーロッパでの人気と評価を決定ずけた。日本にも1991年来日公演が予定されていたが、直前に解散してしまった。解散後ディーンは【ルナ】をデーモンとナオミは【デーモン&ナオミ】を結成する。 アメリカでは人気がでることがなかった、ギャラクシー500。この音は明らかに、英国のネオアコースティック。クールだけど熱いものがこみ上げてくるサウンド。永遠に語り続けられるだろう名盤です。 私もつい最近聴き始めたのですが、愛聴盤になりました。癒しのアコースティックサウンドは【トラヴィス】以来の収穫です。 試聴はこちらでできます。↓ http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=278309 ジャンル別一覧
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